馨香(読み)ケイコウ

精選版 日本国語大辞典 「馨香」の意味・読み・例文・類語

けい‐こう‥カウ【馨香】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「馨」も「香」もかおるの意 ) かんばしいかおり。よいにおい。芳香。けいきょう。
    1. [初出の実例]「馨香畏レ減淒涼雨、気色嫌レ傷晩暮風」(出典:菅家文草(900頃)一・翫秋花)
    2. 「育英学舎の空気は青年が要する彼一種芳烈な馨香を欠いで居た」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
    3. [その他の文献]〔書経‐君陳〕

けい‐きょう‥キャウ【馨香】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きょう」は「香」の漢音 ) =けいこう(馨香)〔伊呂波字類抄(鎌倉)〕

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普及版 字通 「馨香」の読み・字形・画数・意味

【馨香】けいこう(かう)

芳香。〔書、呂刑〕威せられたる庶戮(しょりく)、方(あまね)く無辜(むこ)(無実)を上(かみ)にぐ。上民を監(み)るに、馨香の(のぼ)るる罔(な)く、刑の登聞する、惟(こ)れ腥(なまぐさ)きのみ。

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