日本歴史地名大系 「馬町村」の解説 馬町村うままちむら 山形県:鶴岡市大山川流域地区馬町村[現在地名]鶴岡市馬町下川(しもがわ)村の南にある。大山村の北、加茂(かも)台地高館(たかだて)山の東方に位置し、南北に走る浜街道に沿う。鶴ヶ岡城下から高館山北方岩倉(いわくら)越で加茂港に通ずる道が当地で交差する。初め大浦(おおら)城(大山城)の城下の一町(馬町)で、元和八年(一六二二)以後は大山村に含まれた。寛永一九年(一六四二)の大山検地帳改之新帳(羽根田文書)に馬町とある。慶安二年(一六四九)大山藩領の村が決定した際に馬町・宮(みや)ノ下(した)・寺(てら)町・興徳寺前(こうとくじまえ)が大山村から分れて馬町村となり、庄内藩領として留まった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by