駒留・駒止(読み)こまとめ

精選版 日本国語大辞典 「駒留・駒止」の意味・読み・例文・類語

こま‐とめ【駒留・駒止】

[1] 〘名〙
② 崖地または山地部の急カーブ道路の端に沿って、切り石をならべ、車馬転落を防ぐ装置
植物「ますくさ(枡草)」の異名
[2] 「こまとめいし(駒留石)(二)」の略。
※雑俳・柳多留‐四五(1808)「駒留をひれふると見て松浦潟

こま‐とどめ【駒留・駒止】

〘名〙
歌舞伎鳴神(1742か)「大悲の誓ひ清水の、車やどりや駒(コマ)とどめ」
② 植物「あきのたむらそう(秋田村草)」の異名。
③ 植物「こまつなぎ(駒繋)②」の異名。《季・夏》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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