駒草(読み)コマクサ

デジタル大辞泉の解説

こま‐くさ【駒草】

ケシ科の多年草高山に生え、高さ8~15センチ。葉は細かく切れ込む。夏、数個の紅紫色の花を下向きに開き、花の形が馬の頭に似ている。高山植物の女王といわれる。 夏》「―に石なだれ山匂ひ立つ/碧梧桐

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大辞林 第三版の解説

こまくさ【駒草】

ケシ科の多年草。高山の砂礫地に生える。葉は根生し、羽状に細裂。夏、高さ10センチメートルほどの花茎の上端に淡紅色、まれに白色の花を数個つける。 [季] 夏。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

駒草 (コマクサ)

学名:Dicentra peregrina
植物。ケシ科の多年草,高山植物,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

こま‐くさ【駒草】

〘名〙
① 馬の飼料とする草。
※歌仙本兼輔集(933頃)「駒草の為と覚ゆる草茎のむぎとやいはば人の刈るらむ」
② ケシ科の多年草。本州中部以北の高山の砂礫地に生える。高さ約一〇センチメートル。葉は長柄をもち数枚根生し、多数に細かく裂け、裂片は線形。夏、葉間から花茎をのばし、先に長さ約二センチメートルの紅紫色の美しい花を数個下向きにつける。四枚の花弁のうち外側の二枚は基部が袋状で先がそりかえり、内側の二枚は細長く突出する。果実は長楕円形で黒い種子を多数含む。高山植物の女王といわれる。花の形が馬の顔に似ていることによる名。おこまぐさ。《季・夏》 〔俳諧・俳諧小筌(1794)〕

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