かん【駻】
- 〘 名詞 〙 馬の、勢いが強くてあらっぽい性質。
- [初出の実例]「かの大名件(くだん)の馬に召されしに、馬の漢(カン)も殊の外に鈍く、沛艾(はね)躍(をど)る勢も無し」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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「駻」の読み・字形・画数・意味
駻
17画
[字音] カン
[字訓] あらうま
[説文解字] 
[字形] 形声
声符は旱(かん)。旱に悍の意がある。〔説文〕十上に「馬
なり」とあり、あらうまをいう。
[訓義]
1. あらうま。
2. 高さ六尺のうま。
3. くら、馬のくら。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕駻 ハネムマ 〔字鏡集〕駻 ハネムマ・ハヌ
[熟語]
駻突▶・駻馬▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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