故事成語を知る辞典 「驕れるもの久しからず」の解説
驕れるもの久しからず
[使用例] 時は
[使用例] 私たちは、わずか十数年の命運しかもたなかったけれども、この地球上に一つの国家を造ろうとしたのだ。〈略〉
[由来] 「平家物語―一・
[解説] ❶「平家物語」が一三世紀以降、琵琶法師によって全国で弾き語りされたことで、この一節も有名になり、やがて故事成語として使われるようになりました。❷思い上がったふるまいをしている者に対する批判としてだけではなく、思い上がったふるまいをしないようにするための戒めのことばとして使うこともできます。
〔異形〕驕る平家久しからず/驕る平家に二代なし/驕る平家は内より崩れる。
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