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骨盤結合織炎 こつばんけつごうしきえんparametritis

世界大百科事典 第2版の解説

こつばんけつごうしきえん【骨盤結合織炎 parametritis】

女性にみられる感染症で,骨盤壁と骨盤底筋膜,骨盤腹膜の間で,子宮膀胱直腸の周囲間隙を埋める結合組織の蜂巣炎骨盤結合組織炎ともいう。ここには子宮からのリンパ管が豊富に分布し,これを介してが侵入することがおもな原因であるが,菌が頸管裂傷から直接達することもある。したがって分娩時の軟産道損傷から発病する場合のほか,人工妊娠中絶後の感染や,避妊器具などの子宮内操作も誘因となる。発病は比較的緩慢で,軽症の場合はめだった症状を欠く。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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