高圧化学(読み)こうあつかがく(その他表記)high pressure chemistry

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高圧化学」の意味・わかりやすい解説

高圧化学
こうあつかがく
high pressure chemistry

物質の物理的化学的諸物性や変化を支配する因子として温度と圧力が重要であるが,特に高い圧力が化学反応,諸物性に及ぼす影響を研究する化学を高圧化学という。ハーバード大学の P.W.ブリッジマンが先駆者であり,ピストン,シリンダを巧みに組合せた装置で 40GPaの高圧発生に成功した。現在,実験室的に制御できる高圧は 170GPa,衝撃波を利用すると約 1000GPaが得られるという。その成果が工業化されているものには窒素肥料工業 (アンモニア・尿素合成) ,水素添加工業 (石炭液化,油脂硬化) ,合成燃料工業 (石油・メタノール合成) など広い分野にわたっている。特に第2次世界大戦後,超高圧の研究がめざましく,地球化学,鉱物冶金,金属加工,新工業材料の開発など,高圧化学の応用面での進歩が著しい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...

洒涙雨の用語解説を読む