日本歴史地名大系 「高山八幡宮」の解説 高山八幡宮たかやまはちまんぐう 奈良県:生駒市高山村高山八幡宮[現在地名]生駒市高山町字大門富雄(とみお)川上流左岸に鎮座。祭神は足仲彦(たらしなかつひこ)命・誉田別(ほんだわけ)命・息長帯比売(おきながたらしひめ)命。旧村社。「和州寺社記」に、「鳥見谷高山の八幡宮は聖武天皇筑紫宇佐より東大寺に八幡宮を勧請し、鎮守とし給はんとて、先此所に社を造り八幡をむかい奉り、其後吉日、良辰を撰、東大寺に新殿を作り、戊寅の日遷宮し給ふと也。其かりの社今にあり、末社も三社まします。山内は方三町、里人氏神とあかめ奉る」とみえ、天平勝宝元年(七四九)一二月一八日、奈良東大寺に勧請する宇佐(うさ)八幡を平群(へぐり)郡で迎えたという「続日本紀」の記事を当社にあてている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by