高嶺の花(読み)タカネノハナ

精選版 日本国語大辞典 「高嶺の花」の意味・読み・例文・類語

たかね【高嶺】 の 花(はな)

  1. 遠くからただながめるだけで、手に取って自分のものにすることができないもののたとえ。
    1. [初出の実例]「折事も高根の花や見たばかり」(出典:俳諧・いまみや艸(1734)女人形の記)
    2. 「タマゴ一箇三円、油一升百円、牛肉百匁二十円〈略〉の闇は、ルートつかまねば高嶺(タカネ)の花」(出典火垂るの墓(1967)〈野坂昭如〉)

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ことわざを知る辞典 「高嶺の花」の解説

高嶺の花

遠くからただながめるだけで、手に取って自分のものにすることができないもののたとえ。美しく魅力的な人やもの、高価なものなどをいう。

[使用例] タマゴ一箇三円、油一升百円、牛肉百匁二十円〈略〉の闇は、ルートつかまねば高嶺の花[野坂昭如*火垂るの墓|1967]

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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