高御調八幡神社(読み)たかみつぎはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「高御調八幡神社」の解説

高御調八幡神社
たかみつぎはちまんじんじや

[現在地名]御調町丸河南 長院

御調川南岸に広がる山地の北西山麓の緩傾斜面に鎮座祭神は誉田別命・息長帯媛命。旧村社。寛文五年(一六六五)林三郎左衛門吉久が再建、現存社殿は天明三年(一七八三)再建。社伝によると、戦国時代にいち雲雀ひばり城主丸門田まるもんでん丸山まるやま城主が競馬会やその他の祭事を催して賑ったという。境内社の水分みくまり神社はもと蘆谷あしだに山鎮座の竜王社で、日損のとき村民が雨乞祈祷を行うという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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