精選版 日本国語大辞典 「高挙」の意味・読み・例文・類語 こう‐きょカウ‥【高挙】 〘 名詞 〙① 俗世を脱して気高く身を処すること。高踏。[初出の実例]「我道は〈略〉老子の虚無の高挙をもたのまじ」(出典:俳諧・十論為弁抄(1725)八)[その他の文献]〔楚辞‐卜居〕② 高く飛びあがること。高くそびえること。また、遠方に行くこと。[初出の実例]「超然として高挙(カウキョ)せる向ふの政庁のドームから」(出典:紐育(1914)〈原田棟一郎〉米国大統領就任式)[その他の文献]〔漢書‐東方朔伝〕③ 高位・高官となること。〔古詩十九首‐其七〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「高挙」の読み・字形・画数・意味 【高挙】こう(かう)きよ 高く飛ぶ。俗外にのがれる。また、出世する。〔文選、古詩十九首、七〕昔、我が同門の友 高擧して六(りくかく)を振ふ 手の好(よしみ)を念はず 我をつること跡の如し字通「高」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報