高踏(読み)コウトウ

デジタル大辞泉 「高踏」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「高踏」の意味・読み・例文・類語

こう‐とうカウタフ【高踏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 音高く足を踏みならすこと。荒々しく歩くこと。大またに歩くこと。また、地団駄を踏むこと。
    1. [初出の実例]「高踏(カウトウ)疾歩して獅子座の元に近づく者あり」(出典東京日日新聞‐明治一四年(1881)一一月一四日)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐哀公二一年〕
  3. 遠くへ去ること。特に、地位や名誉などへの執着を去ること。俗世間からのがれたり、超越したりして自分を清く保つこと。
    1. [初出の実例]「高蹈之風凜々然在人、可尚矣」(出典:投贈和答等諸詩小序(1464頃)食松花)
    2. 「君の古人高踏(カウタフ)の遺風あるを慕ふて」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録八)
    3. [その他の文献]〔顔延之‐陶徴士課〕

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