高木遺跡(読み)たかぎいせき

日本歴史地名大系 「高木遺跡」の解説

高木遺跡
たかぎいせき

[現在地名]近江八幡市浅小井町・長田町・西庄町

西にしの湖南岸の中央、標高八六―九二メートルの沖積平野に立地。浅小井あさごい町の集落と、その北方水田地帯から、南はJR東海道本線付近までの一帯を範囲とする。広範な遺跡のため北部では昭和六〇年(一九八五)中部では同六一年、南部では同六二年に圃場整備事業に伴って発掘調査を実施。これとは別に浅小井町の集落内と集落の南でも発掘調査が実施されている。北部では弥生時代中期の方形周溝墓群・土壙、幅三メートル、深さ一・二メートルのV字溝、柱穴群などを検出

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android