高橋彦次郎(読み)タカハシ ヒコジロウ

20世紀日本人名事典 「高橋彦次郎」の解説

高橋 彦次郎
タカハシ ヒコジロウ

明治〜昭和期の実業家



生年
元治1年4月7月(1864年)

没年
昭和7(1932)年1月19日

出生地
尾張国(愛知県名古屋市)

旧姓(旧名)
旧名=高橋 彦治郎

経歴
明治28年株式仲買人の免許を得、その活躍ぶりから“押切り将軍”の異名をとった。39年には隠退したが、大正8年推されて名古屋株式取引所理事長となり、昭和4年まで在職した。大正海運会社社長のほか数社の重役も兼ね、名古屋商業会議所議員なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋彦次郎」の解説

高橋彦次郎 たかはし-ひこじろう

1864-1932 明治-昭和時代前期の実業家。
元治(げんじ)元年4月7日生まれ。濃尾地震,日清(にっしん)戦争契機米相場で財をなし高彦将軍とよばれた。大正8年名古屋株式取引所理事長となり,昭和4年まで在職。また大正海運社長,東陽倉庫,名古屋鉄道などの重役をつとめた。昭和7年1月28日死去。69歳。尾張(おわり)(愛知県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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