高橋英夫(読み)たかはし ひでお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋英夫」の解説

高橋英夫 たかはし-ひでお

1930- 昭和後期-平成時代の文芸評論家。
昭和5年4月30日生まれ。小林秀雄の影響をうける。昭和43年「折口学の発想序説」を発表。46年「批評の精神」で亀井勝一郎賞,51年「役割としての神」で芸術選奨,57年「志賀直哉近代神話」で読売文学賞,60年「偉大なる暗闇」で平林たい子文学賞。平成9年芸術院賞。18年「時空蒼茫」で藤村記念歴程賞。22年「母なるもの―近代文学と音楽の場所」で伊藤整文学賞。東京出身。東大卒。著作はほかに「ミクロコスモス」,訳書にホイジンガー「ホモ・ルーデンス」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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