応接(読み)オウセツ

精選版 日本国語大辞典 「応接」の意味・読み・例文・類語

おう‐せつ【応接】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人に面会すること。いちいち相手をすること。もてなすこと。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「斯国の使臣に応接して国書を開き見るに」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓石秀伝〕
  3. 変化する景色を鑑賞すること。
    1. [初出の実例]「山川所見、応接亦可娯」(出典黄葉夕陽邨舎詩後編(1823)八・送鈴木曹長之東都)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「応接」の読み・字形・画数・意味

【応接】おうせつ

訪れる人に会う。応待。〔甌北詩話、六〕放陸游)の律詩、~名俊句、見疊出し、人をして應接するに暇あらざらしむ。

字通「応」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android