高瀬通(読み)たかせどおし

日本歴史地名大系 「高瀬通」の解説

高瀬通
たかせどおし

水江の堅盤谷みずえのかきわだににある高梁たかはし川のいちくち水門から、倉敷市玉島長尾たましまながお爪崎つまさきを経て玉島港に注ぐ約九キロの灌漑用水路。かつては運河としても利用された。一ノ口用水ともよばれ、高梁川改修以降高梁川西岸たかはしがわせいがん用水ともよばれるようになった。現在本流は町内の大舟尾おおふなおや倉敷市玉島長尾を灌漑し、町内水門すいもんの分水樋(三ノ口水門)によって南流した用水は中新田なかしんでんなどを灌漑。もとは地蔵じぞう山付近に二ノ口水門があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む