高点(読み)コウテン

デジタル大辞泉 「高点」の意味・読み・例文・類語

こう‐てん〔カウ‐〕【高点】

高い点数。多い得点や得票
学業はいつも―だった」〈芥川・大導寺信輔の半生
山の頂上などの、高い地点。

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精選版 日本国語大辞典 「高点」の意味・読み・例文・類語

こう‐てんカウ‥【高点】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 点取り俳諧または雑俳で、宗匠が佳句に与える点。
    1. [初出の実例]「そんな事で今日此会の高点(カウテン)は及びもない事」(出典談義本・教訓雑長持(1752)三)
  3. 得た点数の多いこと。多い得点や得票。
    1. [初出の実例]「諸党の比例と各地の高点(カウテン)の分だけ書き取って」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)

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