20世紀日本人名事典 「高神覚昇」の解説 高神 覚昇タカガミ カクショウ 大正・昭和期の僧侶(真言宗智山派),仏教学者 生年明治27(1894)年10月28日 没年昭和23(1948)年2月26日 出生地愛知県海部郡 学歴〔年〕智山勧学院〔大正5年〕卒 経歴明治42年得度。大谷大学に華厳学、浄土教を学び、西田幾多郎に師事、東大寺勧学院で奈良仏教を研究。大正9年智山勧学院に勤め、12年教授。18年大正大学と合併後、同大学教授となった。一方、9年には東京放送局から般若心経の講義を放送、友松円諦と真理運動を起こしたり、月刊「真理」に執筆するなど仏教大衆化に貢献。15年一等布教師。著書に「価値生活の体験」「仏教序説」「密教概論」「般若心経講義」「仏教概論」「高神覚昇選集」(全10巻)がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高神覚昇」の解説 高神覚昇 たかがみ-かくしょう 1894-1948 大正-昭和時代の僧,仏教学者。明治27年10月28日生まれ。真言宗。大谷大で西田幾多郎に哲学・宗教学をまなぶ。大正12年母校智山勧学院の教授となり,大正大との合併で昭和19年同大教授。昭和9年ラジオ講座で般若心経を講義,また友松円諦(ともまつ-えんたい)と真理運動をおこすなど仏教の大衆化をはかった。昭和23年2月26日死去。55歳。愛知県出身。旧姓は斎藤。著作に「般若心経講義」「密教概論」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by