…平安後期の廷臣。備中守為家の長男。初め六位蔵人として白河天皇に近侍し,譲位後直ちに院司に補され,殊恩をもって越後守に任ぜられてからは,引き続き但馬,加賀,丹波など大国の守を歴任した。1093年(寛治7)加賀守在任中,父の近江守為家が興福寺衆徒の強訴により除名配流されたときも,為章は長男にもかかわらず特に縁坐をまぬがれ,四男の阿波守為遠が現任を停められたので,世人は専主の〈非常の断〉として驚嘆し,〈寵臣〉の名を高めた(《本朝世紀》)。…
※「高階為家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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