高雲外(読み)こう うんがい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高雲外」の解説

高雲外 こう-うんがい

1833-1895 幕末-明治時代の洋学者
天保(てんぽう)4年3月13日生まれ。高良斎の長男阿波(あわ)徳島藩士。篠崎小竹らにまなんで昌平黌(しょうへいこう)にはいり,また川本幸民(こうみん)に蘭学をまなぶ。安政3年江戸の藩校長久館の蘭学教授。慶応元年徳島の洋学校教授。維新後,内務省,農商務省などに出仕。明治28年5月10日自刃(じじん)した。63歳。名は鋭。字(あざな)は子敏。通称は鋭一。別号に香雨。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android