高麗権現(読み)こうらいごんげん

日本歴史地名大系 「高麗権現」の解説

高麗権現
こうらいごんげん

[現在地名]多久市多久町 東の原

東の原(ひがしのはる)の松山(まつやま)墓地入口左の雑木林にあって、正面上部に文殊菩薩の種子と「遣蕩廊立居士 吉卯 霊位」の刻銘がある墓碑を、木製の堂で覆ってある。伝えによると、竜造寺(多久)安順が慶長の役(一五九七)に出陣した折、山中で迷っていた身分の高い者と思われる二人の童子を連れ帰った。だが、あまりに賢いので後難を恐れて、佐賀鍋島氏の命令で断罪した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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