魔力(読み)マリョク

デジタル大辞泉 「魔力」の意味・読み・例文・類語

ま‐りょく【魔力】

人を惑わし、また引きつける不思議な力。まりき
[類語]霊感霊力神通力念力超能力千里眼テレパシー

ま‐りき【魔力】

まりょく(魔力)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魔力」の意味・読み・例文・類語

ま‐りき【魔力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りき」は「力」の呉音 ) =まりょく(魔力)
    1. [初出の実例]「末法には魔力を与へて、かかる事有べし」(出典:栂尾明恵上人遺訓(1238))
    2. 「その魔力(まリキ)をつくして、もて正法を害せんとす」(出典伝光録(1299‐1302頃)優婆毱多尊者)

ま‐りょく【魔力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りょく」は「力」の漢音 ) 人を迷わし、また引きつける不思議な力。まりき。
    1. [初出の実例]「緊結(しまり)たる口と高き鼻には、さしたる魔力(マリョク)ありと見受られねど」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一〇)

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