(読み)かます

精選版 日本国語大辞典 「魳」の意味・読み・例文・類語

かます【魳・梭子魚】

  1. 〘 名詞 〙 カマス科カマス属の海魚の総称。体は細長く、口先がとがり、強い歯をもつ。うろこは小さくて丸い。ふつう、全長約五〇センチメートル。日本近海にはアカカマスアオカマスヤマトカマスなどが知られ、いずれも美味で、塩焼き干物にする。なお沖縄以南の熱帯および亜熱帯の海には、体長一五〇センチメートルを越えるオニカマスドクカマス)が生息しているが、これの大型個体には時にシガテラ毒をもつものがあり、食すると危険である。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む