コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鳥養部 とりかいべ

2件 の用語解説(鳥養部の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鳥養部
とりかいべ

大化改新以前,鳥類の飼育に従事した部民 (べみん) 。「鳥飼部」とも書く。「記紀」の垂仁天皇の条などに,鳥養部 (鳥甘部) を定めたことがみえている。令制には,この名はみえない。この部民は,大和の軽,磐余 (いわれ) や摂津,筑前,筑後などにある鳥養村,鳥養郷などに居住したと考えられ,卑賤視されたらしい。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鳥養部
とりかいべ

鳥甘部、鳥飼部にもつくる。記紀によれば、垂仁(すいにん)朝に鵠(くぐい)の捕獲とあわせて鳥取部(ととりべ)と鳥養部の設置を記しており、鳥取造(みやつこ)の管掌の下に愛玩(あいがん)用の水禽(すいきん)の捕獲にあたる部が鳥取部、その飼養にあたった部が鳥養部とみられる。鳥養部には馬飼部(うまかいべ)や猪養部(いかいべ)と同じく面に黥(めさき)(いれずみ)された者があり、賤民(せんみん)として位置づけられていたようである。鳥養部を供御(くご)の鳥類の貢納者とみる説もあるが、これは誤りであろう。[加藤謙吉]
『志田諄一著『古代氏族の性格と伝承』(1971・雄山閣出版)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

鳥養部の関連キーワード鍛冶部陶部農業就業人口部民私民大化前代山部国の宰改新之詔大化改新詔

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone