鳩山町(読み)はとやままち

日本歴史地名大系 「鳩山町」の解説

鳩山町
はとやままち

面積:二五・七一平方キロ

東松山市によって東西に分断された比企郡のうち、西半の南東部に位置し、南は入間いるま越生おごせ町・毛呂山もろやま町、坂戸市、北は玉川たまがわ村・嵐山らんざん町、東松山市、西は都幾川ときがわ村、東は東松山市・坂戸市。町域は外秩父そとちちぶ山地と関東平野の間に展開する南比企丘陵(岩殿丘陵)のすそ部分を占め、南境を荒川水系の越辺おつぺ川が流れる。同川支流はと川は町内の渓水を集めて南東方に流れ、同川沿いに低地が形成される。町域全体に散在する古代の窯跡(総称して鳩山窯跡群)は南比企窯跡群の中核をなす。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鳩山町」の意味・わかりやすい解説

鳩山〔町〕
はとやま

埼玉県中部,比企丘陵の南東部にある町。 1955年亀井 (かめい) ,今宿 (いまじゅく) の2村が合体して鳩山村となり,1982年町制。米作野菜・果樹栽培,畜産が行なわれ,古代遺跡の多い北部の須江では瓦を産する。気象庁の気象衛星通信所や宇宙航空研究開発機構の地球観測センターがある。面積 25.73km2人口 1万3560(2020)。

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