鳰鳥の(読み)ニオドリノ

デジタル大辞泉の解説

におどり‐の〔にほどり‐〕【×鳰鳥の】

[枕]
鳰鳥が水に潜(かず)き、長くもぐる意から、「葛飾(かづしか)」「息長(おきなが)」に掛かる。
「―葛飾早稲(わせ)をにへすとも」〈・三三八六〉
鳰鳥が雌雄並んで水に遊ぶ意から、「なづさふ」「二人並びゐ」に掛かる。
「―なづさひ来しを人見けむかも」〈・二四九二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

におどりの【鳰鳥の】

( 枕詞 )
カイツブリの水中に息長く潜る習性や雌雄の仲の良いことなどから、「潜かずく」「息長おきなが」「二人並び居」「なづさふ」などにかかる。また地名「葛飾かづしか」にもかかる。 「頭椎くぶつちの痛手負はずは-潜きせな/日本書紀 神功」 「 -葛飾早稲をにへすとも/万葉集 3386」 「 -息長川は絶えぬとも/万葉集 4458」 「 -二人並び居語らひし/万葉集 794

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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