鳳尾(読み)ホウビ

デジタル大辞泉 「鳳尾」の意味・読み・例文・類語

ほう‐び【×鳳尾】

鳳凰ほうおうの尾。また、そのような形のもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳳尾」の意味・読み・例文・類語

ほう‐び【鳳尾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳳凰の尾。また、鳳凰の尾のような形をしたもの。
  3. 植物「ばしょう(芭蕉)」をたとえていう。
    1. [初出の実例]「風は鳳尾をうごかし、雨は青龍の耳をうがって」(出典:俳諧・蕉翁文集(1699‐1709頃)移芭蕉詞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鳳尾」の読み・字形・画数・意味

【鳳尾】ほうび

鳳の尾。また、簽(せんしよ)の字の末筆を長く引いて書くを、鳳尾という。〔南史、斉、江夏王鋒伝〕年五、高、鳳尾を學ばしむ。一たび學びて(すなは)ち工(たく)みなり。高大いにび、玉騏を以て之れに賜ふ。曰く、騏もて鳳尾を賞すと。

字通「鳳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android