鳴海要吉(読み)なるみ ようきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳴海要吉」の解説

鳴海要吉 なるみ-ようきち

1883-1959 明治-昭和時代の歌人
明治16年7月9日生まれ。38年上京し,田山花袋(かたい)の書生となる。のち青森師範第二講習所にまなび,郷里青森県で一時小学校教員をつとめる。42年口語短歌「半島旅情」を発表,大正15年口語歌誌「新緑」を創刊した。昭和34年12月17日死去。76歳。号は帆羊,漂羊,うらぶる,浦春。歌集に「やさしい空」「歌を作る人」など。
格言など】あきらめの旅ではあった 磯の端末(さき)の 白い灯台に 日が映して居た(「やさしい空」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android