普及版 字通 「鴟」の読み・字形・画数・意味
鴟
16画
(異体字)
13画
[字訓] とび・ふくろう
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(てい)。〔説文〕四上に
に作り、鴟を籀文とする。とびをいう。鴟梟(しきよう)・鴟
(しきよう)はふくろう。鴟
(しきゆう)はみみずく。鴟夷(しい)は馬の皮袋。古く神判が行われ、敗訴者は鴟夷に包んでこれを江海に投じた。それで金文の
(法)の字は、その旁(つくり)を皮に包んだ形にしるすものがある。[訓義]
1. とび。
2. ふくろう、みみずく。
3. 鴟夷は馬革。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕鴟 一名鳶、度比(とび)/鴟尾 辨色立
に云ふ、久
賀太(くつかた) 〔名義抄〕鴟 ワシ・トビ・ハシタカ・シト・フクロフ/恠鴟 ヨタカ・フクロフ[熟語]
鴟夷▶・鴟
▶・鴟瓦▶・鴟鳩▶・鴟
▶・鴟梟▶・鴟肩▶・鴟顧▶・鴟視▶・鴟峙▶・鴟
▶・鴟貪▶・鴟張▶・鴟尾▶・鴟靡▶・鴟
▶・鴟目▶[下接語]
悪鴟・鳶鴟・怪鴟・角鴟・嚇鴟・寒鴟・飢鴟・踞鴟・梟鴟・群鴟・愁鴟・村鴟・
鴟・凍鴟・飛鴟・風鴟出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

