日本歴史地名大系 「鴨方藩陣屋跡」の解説 鴨方藩陣屋跡かもがたはんじんやあと 岡山県:浅口郡鴨方町鴨方村鴨方藩陣屋跡[現在地名]鴨方町鴨方通称西(にし)町にあり、現在は黒住教鴨方大教会所の敷地。石垣に名残をとどめる。鴨方藩は寛文一二年(一六七二)岡山藩池田光政がこの年六四歳で致仕し、次男政言が備中浅口郡一六ヵ村・窪屋(くぼや)郡六ヵ村・小田(おだ)郡一ヵ村の新田・古地二万五千石を分知され、貞享元年(一六八四)に朱印状が下付された。同年の信州様御分知御見合帳によれば、二万五千石の内訳は新田一万八六七石余・古地一万四千一三二石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by