日本歴史地名大系 「鵜の島」の解説 鵜の島うのしま 山梨県:南都留郡河口湖町鵜の島河口湖のほぼ中央に浮ぶ周囲一・二キロの小島。北岸の大石(おおいし)に属する。小立常在(こだちじようざい)寺所蔵「教機時国教法流布五段鈔」巻末の福徳二年(延徳三年、一四九一)の年紀をもつ覚書に「卯ノ嶋」とみえる。「勝山記」によれば、永正一三年(一五一六)一二月河口湖周辺で続いた合戦の渦中にあって、住民は「ウノ島」に避難、越年している。天文二三年(一五五四)一〇月には、武田晴信により、信州伊那(いな)郡の知久父子ほか計八名が「大原ノ嶋」へ幽閉された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「鵜の島」の解説 鵜ノ島 山梨県河口湖の中央部に浮かぶ無人島。海に接していない山梨県にある、唯一の島。縄文・弥生時代の土器などが出土している。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by