デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鵜殿団次郎」の解説 鵜殿団次郎 うどの-だんじろう 1831-1869* 幕末の武士。天保(てんぽう)2年生まれ。越後(えちご)(新潟県)長岡藩士。東条英庵,手塚律蔵に洋学をまなぶ。数学,航海術などに通じ,文久2年幕府の蕃書調所(ばんしょしらべしょ)教授。慶応3年目付となり,鳥羽・伏見の戦いののち勝海舟とともに恭順論をとなえた。明治元年12月9日死去。38歳。名は長養。号は春風。著作に「万国奇観」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例