鵜飼船(読み)うかいぶね

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鵜飼船
うかいぶね

(1) 鵜飼いに使う小型漁船。中世までは丸木船を用いたが,近世以降では平底の板船となり,今日の長良川の鵜飼船のような船首上部に箱型の突出部を設ける独特の船型になった。 (2) 近世の河川水運で使われた高瀬船系の川船。船首形状が鵜飼船に似ているための呼称で,鵜飼いとはまったく無関係である。各地の河川にあったが,その船型,構造には就航河川によって多少の相違があり,小型のものは小鵜飼船と呼んだ。

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