鶏窓(読み)ケイソウ

デジタル大辞泉 「鶏窓」の意味・読み・例文・類語

けい‐そう〔‐サウ〕【鶏窓】

《宋の処宗が書斎の窓に飼っていた鶏が人語を解し、処宗と談論してその学識を助けたという「幽明録」の故事から》書斎の窓。また、書斎。

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精選版 日本国語大辞典 「鶏窓」の意味・読み・例文・類語

けい‐そう‥サウ【鶏窓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国、宋の処宗が一羽の鶏を書斎の窓に飼っていたところ、その鶏が人語を解し処宗と話すようになり、彼の学識および功績の助けとなったという「幽明録」の故事から ) 書斎の窓。また、書斎をいう。蛍窓
    1. [初出の実例]「烏台年暮、雞窗時」(出典:詩序集(1133頃)琴書雪裏携詩序〈大江匡房〉)

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普及版 字通 「鶏窓」の読み・字形・画数・意味

【鶏窓】けいそう

書斎の窓。

字通「鶏」の項目を見る

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