鶴の林(読み)ツルノハヤシ

精選版 日本国語大辞典 「鶴の林」の意味・読み・例文・類語

つる【鶴】 の 林(はやし)

  1. ( 「涅槃経‐一」の「爾時拘尸那城娑羅双樹、其林変白、猶如白鶴」などから出た語 ) 釈迦入滅の時、白鶴のように白変し枯れたという娑羅双樹。また、その地。転じて、仏の涅槃をいう。また、死。かくりん。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「鷲のみ子におもひあらはれ鶴の林に声たえにしよりこのかた」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
    2. [その他の文献]〔止観輔行‐一・一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む