鶴嘴(読み)ツルハシ(その他表記)pick

翻訳|pick

デジタル大辞泉 「鶴嘴」の意味・読み・例文・類語

つる‐はし【鶴×嘴】

堅い土を掘り起こすときなどに用いる鉄製工具。鶴のくちばしのように両先端をとがらせ、木の柄をつけたもの。つるのはし
[類語]

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精選版 日本国語大辞典 「鶴嘴」の意味・読み・例文・類語

つる‐はし【鶴嘴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つるばし」とも ) 堅い地面などを掘り起こす道具。鉄製で両先端が鶴のくちばしのように細くとがり、中央部に柄のついたもの。つるのはし。つるっぱし。つる。〔文明本節用集(室町中)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「鶴嘴」の意味・わかりやすい解説

鶴嘴 (つるはし)
pick

固い地盤や砂れきなどを掘り起こすのに用いられる土工用具。両端あるいは一端を細長くとがらせた鉄や鋼を木の柄につけたもの。その形が鶴のくちばし(嘴)に似ていることからこの名がある。古くは鶴のはしの名も見られ,農具としても利用されていた。
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百科事典マイペディア 「鶴嘴」の意味・わかりやすい解説

鶴嘴【つるはし】

固い地盤,砂礫(されき),木の根等を掘り起こすのに使用する土工用具。鋼製で細長く両端がとがり,ツルの嘴(くちばし)に似ている。カシ等の堅木の柄をつける。

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