鶴崎賢定(読み)ツルサキ ケンジョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鶴崎賢定」の解説

鶴崎 賢定
ツルサキ ケンジョウ


職業
琵琶演奏

本名
鶴崎 賢次郎

別名
号=霞外

生年月日
元治1年 4月

出生地
筑前博多(福岡県 福岡市)

経歴
盲僧の子として生まれる。先妻の兄であった初代橘旭翁に筑前琵琶を学び、間もなく師や吉田竹子と並ぶ名手となった。東京に進出した師とは対照的に、博多に定住して演奏や門弟の指導を続け、のちには鶴崎流という一派創始。門弟に玄海琵琶を開いた山田紫弦らがいる。

没年月日
大正10年 9月11日 (1921年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「鶴崎賢定」の解説

鶴崎 賢定
ツルサキ ケンジョウ

明治・大正期の琵琶演奏家 鶴崎流の創始者。



生年
元治1年4月(1864年)

没年
大正10(1921)年9月11日

出生地
筑前国博多(福岡県福岡市)

本名
鶴崎 賢次郎

別名
号=霞外

経歴
盲僧の子として生まれる。先妻の兄であった初代橘旭翁に筑前琵琶を学び、間もなく師や吉田竹子と並ぶ名手となった。東京に進出した師とは対照的に、博多に定住して演奏や門弟の指導を続け、のちには鶴崎流という一派を創始。門弟に玄海琵琶を開いた山田紫弦らがいる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鶴崎賢定」の解説

鶴崎賢定 つるさき-けんじょう

1864-1921 明治-大正時代の琵琶(びわ)演奏家。
元治元年4月生まれ。筑前(ちくぜん)盲僧琵琶の流れをくみ,初代橘旭翁(たちばな-きょくおう),吉田竹子らとともに筑前琵琶の創案につとめ,鶴崎流をおこした。大正10年9月11日死去。58歳。筑前(福岡県)出身本名は賢次郎。号は霞外。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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