鹿子木員信(読み)かのこぎ かずのぶ

美術人名辞典の解説

鹿子木員信

哲学者・思想家。東京生。海軍機関学校卒。中尉退役、哲学を専攻し、慶大教授を経て米・独・欧に留学、九大教授・同法文学部長・ベルリン大客員教授となる。戦争中は言論報国会事務局長を務めA級戦犯指定、のち公職追放された。著書に『すめらあじあ』『皇国学大綱』等がある。昭和24年(1949)歿、65才。

出典 (株)思文閣美術人名辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

鹿子木員信 かのこぎ-かずのぶ

1884-1949 大正-昭和時代の思想家。
明治17年11月3日生まれ。海軍中尉で退役して哲学を専攻。慶応義塾,九州帝大の教授を歴任。昭和16年ナチス-ドイツにまねかれて皇国学を講義した。17年大日本言論報国会の専務理事兼事務局長。戦後,公職追放処分となる。昭和24年12月23日死去。66歳。東京出身。海軍機関学校卒。著作に「皇国学大綱」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典内の鹿子木員信の言及

【大日本言論報国会】より

…情報局の指導監督のもとに結成運営されたもので,最初〈大日本思想報国会〉として発起され,のち〈大日本言論報国会〉となり,1942年12月23日に創立された。会長徳富蘇峰(猪一郎),専務理事鹿子木(かのこぎ)員信,理事津久井竜雄ら27名。会員は〈日本評論家協会〉(1940創立,代表者津久井竜雄)を中核に,一般評論家をも糾合し,43年7月現在で総数917名に達していた。…

※「鹿子木員信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

鹿子木員信の関連情報