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鹿野小四郎 かの こしろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

鹿野小四郎 かの-こしろう

1655-1710 江戸時代前期の村役人。
明暦元年生まれ。加賀(石川県)江沼郡吉崎村の肝煎役。元禄(げんろく)4年(1691)大聖寺(だいしょうじ)藩から御目付十村(とむら)(大庄屋)にとりたてられ,6年小塩辻村への移住を命じられる。引退後,公務と農業の心得を子孫につたえるため「農事遺書」をあらわした。宝永7年閏(うるう)8月13日死去。56歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

鹿野小四郎

没年:宝永7.閏8.13(1710.10.5)
生年:明暦1(1655)
江戸前期の篤農家,村役人。加賀国江沼郡吉崎村(加賀市)の貧農の家に生まれ,船乗りとしても働いていたが,のち大聖寺藩より十村役(大庄屋)に取り立てられ,職務に多忙の日々を送った。晩年,子へ伝えるため『農事遺書』全5巻(1709年成立)を著した。農業の実際に詳しく,また貧農の出でありながら十村役に取り立てられたという経歴や『農事遺書』の内容などから,きわめて有能緻密な人物だったと考えられる。『農事遺書』は近世前期の北陸農業の実態を知りうる貴重な史料である。<参考文献>清水隆久・若林喜三郎「『農事遺書』現代語訳・解題」(『日本農書全集』5巻),清水隆久『近世北陸農業史』

(松村敏)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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