麻田村(読み)あさだむら

日本歴史地名大系 「麻田村」の解説

麻田村
あさだむら

[現在地名]豊中市蛍池ほたるがいけきた町一―三丁目・なか町一―四丁目・西にし町一―三丁目・ひがし町一―四丁目・みなみ町二―三丁目〉・刀根山とねやま三丁目・同五―六丁目・清風荘せいふうそう一―二丁目・箕輪みのわ二―三丁目・石橋麻田いしばしあさだ町など

北刀根山きたとねやま村・南刀根山村の西、千里丘陵の西縁部から西方にかけての平坦地に展開する村。北は石橋いしばし村・みやまえ(現池田市)、西は小坂田こさかでん(現兵庫県伊丹市)。集落(現蛍池中町一―三丁目)丘陵麓の平地にある。


麻田村
あさだむら

[現在地名]武蔵町麻田

吉広よしひろ村の東に位置する。村の中央部を南東流する武蔵川の段丘面に集落が形成され、背後は丘陵が続く。東は重藤しげふじ(現国東町)など。当地報恩ほうおん寺の応永五年(一三九八)三月一八日銘の鰐口に「武蔵郷麻田村」とみえる。小倉藩元和人畜改帳では当村は御蔵納分と熊谷孫兵衛知行分とに分けて記される。合せて高一七三石余、家数二四、うち百姓六、名子・庭屋・牛家一五(ただし熊谷知行分の家数三の内訳は不明)、人数四八、うち百姓九・名子三、馬一・牛一三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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