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黄丕烈 こうひれつHuang Pi-lie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黄丕烈
こうひれつ
Huang Pi-lie

[生]乾隆28(1763)
[没]道光5(1825)
中国,清代中期の学者,蔵書家。江蘇省呉県の人。字は紹武,蕘圃。号として復翁,佞宋居士,求古居士,知非子など十数種を使用。乾隆帝時代の挙人。版本について詳しく,その編纂に成る『士礼居叢書』 (『士礼居黄氏叢書』ともいう) は,善本底本とした叢書として知られる。そのほか著書に『蕘言卯須集』などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうひれつ【黄丕烈 Huáng Pī liè】

1763‐1825
中国,清の蔵書家。字は紹武,号は蕘圃(じようほ),のち復翁とも号した。江蘇省呉県の人。乾隆の挙人で,分部主事にまでなった。非常な書物好きで,宋版本を買い集めること100余種,それを1室に置いて〈百宋一廛(ひやくそういつてん)〉と称した。後輩の顧広圻(ここうき)(1770‐1839)は彼のために〈百宋一廛賦〉を作り,黄丕烈みずから注釈して版本の源流と収蔵の系譜を示した。このほかにも善本を得るたびに細かく校勘し,ときにはこれを復刻して世に広めた。

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