黄精飴(読み)おうせいあめ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「黄精飴」の意味・わかりやすい解説

黄精飴
おうせいあめ

岩手県盛岡市、長沢屋の名代菓子で求肥(ぎゅうひ)の一種。近江(おうみ)国(滋賀県)長沢から盛岡にやってきた重吉という男が、「不老長寿・黄精飴」の看板を出したのは1853年(嘉永6)であった。黄精飴の甘味はユリ科の多年草アマドコロの球根から採取される。これを水飴とともに蒸した白玉粉に加えて練り固めたもので、すりおろしたジネンジョ(自然薯)のように素朴な色合いをもつ菓子である。黄精飴と名づけたのは、アマドコロに「笑草(えみぐさ)」の別名があり、強精の意を含ませたもの。野趣に富み、味にくせがないので茶席にも用いられる。

[沢 史生]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む