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黄色腫症 おうしょくしゅしょうXanthomatosis

家庭医学館の解説

おうしょくしゅしょう【黄色腫症 Xanthomatosis】

[どんな病気か]
 高脂血症(こうしけっしょう)(「高脂血症(高リポたんぱく血症)」)の合併症の1つで、皮膚における動脈硬化(どうみゃくこうか)のような病変です。高コレステロール血症の人に生じる結節性黄色腫(けっせつせいおうしょくしゅ)は、黄色みを帯びた結節(しこり)が多発するもので、腱黄色腫(けんおうしょくしゅ)は、アキレス腱など皮膚表面に近い腱が太くなるものです。高トリグリセリド血症の人には小型の黄色丘疹(きゅうしん)がたくさんできます。もっとも頻度の高い眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)は、上まぶたの目がしら部にできる扁平(へんぺい)な黄色結節です。
[原因]
 血漿(けっしょう)中のリポたんぱく(脂肪とたんぱくの結合物)を取り込んで脂肪分をためた泡沫細胞(ほうまつさいぼう)が皮膚や腱に浸潤(しんじゅん)しておこります。眼瞼黄色腫の場合は必ずしも高脂血症が原因とはかぎりませんが、冠動脈疾患の合併が多いといわれています。
[検査]
 血液脂質(中性脂肪やコレステロール)検査を行ない、動脈硬化性疾患の合併を調べます。
[治療]
 高脂血症のタイプにしたがって食餌療法(しょくじりょうほう)と薬物療法を行ないます。高脂血症のない眼瞼黄色腫にも薬物療法を行なったほうがよいと思われます。黄色腫の退縮には、プロブコール製剤がよく効きます。切除手術や液体窒素(えきたいちっそ)による冷凍療法もあります。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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