黐木科(読み)もちのきか

精選版 日本国語大辞典 「黐木科」の意味・読み・例文・類語

もちのき‐か‥クヮ【黐木科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。三属約五〇〇余種があり、熱帯から温帯に広く分布する。高木または低木で、葉は互生または対生し、托葉がある。花は両性または単性、放射相称で腋生して集散花序になるがまれに単生。普通、がくは四個。花弁は四個。雄しべは四個で花弁に互生する。子房は上位で四心皮よりなり、一個の胚珠がある。果実は石果。日本にはモチノキイヌツゲなどが自生し、これらを庭木として植える。そよご科。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android