黒田玄鶴(読み)くろだ げんかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒田玄鶴」の解説

黒田玄鶴 くろだ-げんかく

1779-1836* 江戸時代後期の医師,儒者
安永8年生まれ。越後(えちご)(新潟県)の人。江戸の昌平黌(しょうへいこう)で儒学を,京都で医学をまなぶ。帰郷し,医業のかたわら私塾時習堂をひらく。また巻機(まきはた)山麓石綿耐火性の布(火浣布(かかんぷ))をつくった。天保(てんぽう)6年11月26日死去。57歳。字(あざな)は千年。号は金城など。著作に「傷寒論度量衡考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android