鼠捕・鼠取(読み)ねずみとり

精選版 日本国語大辞典 「鼠捕・鼠取」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐とり【鼠捕・鼠取】

〘名〙
① 鼠をとること。また、鼠を捕える器具。餌(え)を入れた器に鼠をおびき入れ、ばねなどの仕かけで入り口がしまるように作ったもの。鼠落とし。〔運歩色葉(1548)〕
※雑俳・柳多留‐七一(1819)「建立のやうな身でうる鼠取」
③ (鼠を捕食するところから) 「あおだいしょう(青大将)」の異名。〔物類称呼(1775)〕
警察が行なう、交通違反の取り締まりをいう俗語
※男の掟(1969)〈大藪春彦高原「飛ばしてもネズミ取りに引っかからないところではクラウンのあまり高くはない性能フルに発揮させ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android