龍峯寺(読み)りゆうほうじ

日本歴史地名大系 「龍峯寺」の解説

龍峯寺
りゆうほうじ

[現在地名]鳥取市栗谷町

栗谷くりたにの奥、栗谿くりたに神社と興禅こうぜん寺のほぼ中間の栗谷川南岸にある。広徳山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊薬師如来。龍峯寺の黄檗宗転宗と興禅寺への寺号改称後の元禄一四年(一七〇一)、藩は新たに龍峯寺を建立して本山京都妙心寺に返すことを決め、旧祈願所天台宗長寿ちようじゆ院跡、のちに御小人おこびと小屋のあった地を新しい寺地とした(「因府年表」など)。宝永二年(一七〇五)六月には新寺建立後は国清院(池田輝政)・龍峯寺(池田忠継)清泰院(池田忠雄)法事は新しい龍峯寺で行い、平常祭祀は興禅寺・龍峯寺双方で行うこと、往昔以来の本尊は龍峯寺へ移すことと定められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む