世良田頼氏(読み)せらだ よりうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「世良田頼氏」の解説

世良田頼氏 せらだ-よりうじ

?-1272 鎌倉時代武将
新田義重の孫。父義季(よしすえ)の跡をつぎ,上野(こうずけ)(群馬県)新田荘世良田郷の地頭となり,将軍九条頼嗣(よりつぐ)の側近としてつかえる。寛元2年新田政義(まさよし)が惣領職をとかれた際,岩松禅尼と新田荘の半分惣領職となった。文永9年北条時輔の乱に連座し,佐渡に流され6月同地で没した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android